アイヌ民族の文化の発信と継承、国民理解促進の拠点として北海道白老町のポロト湖畔に整備されたアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が12日、開業した。「先住民族アイヌ」をテーマとした初めての国立施設。政府は観光や地域振興のけん引役としても期待しており、年間来場者100万人を目指すとしている。
当初は4月24日に開業予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度延期されていた。開業後は感染防止のため入場を事前予約制とし、平日は1日2000人、土日祝日は1日2500人程度に制限する。
主な施設は国立アイヌ民族博物館と国立民族共生公園、慰霊施設。(KYODO)
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