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「平成31年」と刻まれた硬貨6種類を組み合わせた独立行政法人造幣局の貨幣セットの人気が沸騰している。「平成最後の記念に」と通信販売に全国から注文が殺到。インターネットオークションに出品されるケースも出た。造幣局の広報担当者は「関心の高さを肌で感じる」と話し、驚きを隠せない様子だ。

熱視線を浴びているのは「プルーフ貨幣セット」(銘板付き7714円)。表面に特殊な加工を施し、模様がきらめき浮き出て見える。毎年1月ごろ、その年を刻んだ3万組程度を販売してきたが、他の記念硬貨に比べて地味な存在だった。ところが平成最後の今年は事情が一変した。(KYODO)