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北海道中部にある美瑛町の丘で、1本の木が状態の悪化と観光客のマナーの悪さにより倒された。高さ30メートル、直径1.8メートルほどの木は上部が片方に傾いていて、思索にふける哲学者に似ていることから「哲学の木」と呼ばれ、その地域でも有数の撮影スポットだった。農場主によると、この木は1960年代半ばに植えられたが、長年にわたって暴風雪にさらされ、状態が悪化していたという。さらに、木が立っている私有地への立ち入り禁止の看板にもかかわらず、観光客が入り込むケースが続いていたという。木は2月24日に倒され、翌日撤去された。 (Feb. 25)
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