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フランス議会は５月21日、大手スーパーマーケットでの食品廃棄の禁止を全会一致で可決した。とりわけ、売れ残った食品の廃棄処分を違法とする。新法のもとでは、スーパーは食品廃棄を防ぐ対策を取らなければならなくなり、売れ残った食品のうちまだ食べられるものについては、慈善団体に寄付するか、家畜の飼料、もしくは農業用堆肥として使用することが義務付けられる。すべての大型スーパーは、食品の寄付を行っている慈善団体と契約を結ばなければならない。フランス人は、１人あたり年間20キロから30キロの食品を捨てており、そのコストは年間200億ユーロと推定される。仏政府は2025年までに食品廃棄量の半減を目指している。 (May 22)

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