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国連教育科学文化機関（ユネスコ）の諮問機関は、日本の産業化を象徴する群馬県の歴史的な工場、富岡製糸場に世界遺産の地位を与えるよう勧告したと、文化庁が４月26日に発表した。世界遺産委員会はカタールで６月に開かれる会合でその勧告に同意すると見られる。公式に承認されれば、世界自然遺産を含めて日本で18番目の世界遺産となる。文化遺産に限れば14番目だ。ユネスコの諮問機関は、工場が19世紀後半に日本の近代化の要因となった絹産業の革新に貢献したと評価した。富岡製糸場は日本の製糸場のモデルとして1872年に政府が設立した官営の工場で、究極的には世界の絹産業界で指導的な役割を果たした。 (April 27)

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